ダイヤモンド適正検査シリーズとは

  ダイヤモンド適性検査シリーズは、1965年発売のDPI(職場適応性テスト)から始まりました。 DPI(職場適応性テスト)は、企業社会で活躍するために必要な「組織になじむ力」「人と関わる力」 「仕事に対する意欲」などを、評価、診断、指導することを目的とし、本明寛・早稲田大学名誉教授を中 心とした研究チームが提唱した「態度能力理論」(※下記の解説をご参照ください)に基づいて開発・ 制作されたものです。  この「態度能力」という視点は、昨今、企業に入社してくる人材の社会性の欠如が問題になっている なかで、担当職務において成果を出し、かつ、他者と協働できる人材に成長していく可能性を把握する ために、ますます重要になってきました。  発売開始から40余年を経過した今も、多くの企業に支持されているのは、企業人の調査データに 基づいたテストの信頼度の高さと共に、その考え方が、人々の共感を呼んだことにあると言えます。 現在、当社の適性検査シリーズのラインナップは14商品を数えています。ダイヤンモンド社は、多様化する企業のニーズに応えながら、これからも一貫して、企業の発展と働く人々の成長を支援し続け て参ります。
態度能力

態度能力とは

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  態度能力とは  人間の能力には、一般になじみのある知的能力、技能・技術的能力のほかに、第三の能力として パーソナリティに結びついた「態度能力」があります。「態度能力」とは、意欲を持ってものごとに取 り組んでいく力や対人関係を円滑に処理していく力であり、企業社会で活躍するための重要な能 力です。また、「態度能力」は気質や性格のような生まれつきのものではなく、本人の経験を通じて 後天的に形成されるもので、努力や教育によって伸ばしていくことができます。  「よい態度」を努力によって獲得し、自覚的に「よい態度」を積み上げることは、仕事のさまざまな局 面に応じて成果に結びつく役割行動をとれる基盤が自分のなかに整うことであり、このような方向へ の成長は、望ましい人材像への発展であると言えるのです。